クロスステッチ図案の輸入専門ショップ クロスステッチハウス”ベイビーシナモン” -- Cross Stitch Patterns shop "Baby Cinnamon" in Japan
ツバイガルトについて

ツバイガルトは145年以上も続くドイツの老舗生地メーカーで、さまざまなニードルワーク用生地を展開されています。
わたしどもはその中でもクロスステッチに使用されている布地を取り扱っています。
この生地は欧米のクロスステッチデザイナーが標準的に使用されています。
また、手染めのメーカーでも生地自体はツバイガルトを使用していることが多いです。
それだけ世界的にも信頼のおけるクオリティをもつ布地だと言えると思います。

では、クロスステッチ用の布地の分類についてご説明しましょう
私どもで取り扱っている生地のみ下記の表に取り上げていますが、実際には様々な種類の布地があります。
 
ツバイガルト生地早見表
カウント数 総称 品番 素材 1インチ(2.54cm)あたり 10cmあたり 織り方
14ct STERN-AIDA 3706 綿100% 14目 54目 アイーダ
14ct RUSTICO 3279 綿・ビスコース・麻 14目 54目 アイーダ
14ct LINEN-AIDA 3390 麻100% 14目 54目 平織り
16ct AIDA 3251 綿100% 16目 64目 アイーダ
16ct RUSTICO 3321 綿・ビスコース・麻 16目 64目 アイーダ
16ct LINEN-AIDA 3345 麻100% 16目 64目 平織り
18ct FEIN-AIDA 3793 綿100% 18目 70目 アイーダ
18ct RUSTICO 3292 綿・ビスコース・麻 18目 70目 アイーダ
18ct LINEN-AIDA 3419 麻100% 18目 70目 平織り
18ct DAVOSA 3770 綿100% 18目 70目 平織り
20ct EXTRA FINE-AIDA 3326 綿100% 20目 80目 アイーダ
25ct LUGANA 3835 綿・レーヨン(Modal) 25目 100目 平織り
28ct CASHEL 3281 麻100% 28目 112目 平織り
32ct BELFAST 3609 麻100% 32目 126目 平織り
36ct EDINBURGH 3217 麻100% 36目 140目 平織り
40ct NEW CASTLE 3348 麻100% 40目 160目 平織り

 ここで、私たち日本人をややこしくさせるのがインチ表示です。
なぜカウント数がインチを基準にしているのか?と問われるとはっきりとは言い切れませんが、恐らくクロスステッチがアメリカで広く広まったことがひとつかなと思います。
もう40年近く前になりますが、私がアメリカにいた頃は現地では当然ながらインチ表示で販売されていました。 
日本では、私がこの仕事を始めたころは図案も布もセンチで表記されることの方が主流だったと思います。それは日本では輸入のクロスステッチデザインといえばヨーロッパから入ってきたものがほとんどだったせいかもしれません。創業当時、私どもで取り扱っていた図案の9割以上がアメリカからの輸入品でした。そのため布の表記もすべてインチ基準のカウント数を用いましたが、「それは1cmだと何目になりますか?」という質問をよく受けました。今ではヨーロッパの方の図案もインチでカウント数を表記するのが当たり前になっています。
(我々にとってはセンチが基準になってくれた方が楽ですけど、、、)
 それから布目ですが、±1目ぐらいの誤差は生じます。きちっと正確に正方形のものを作りたいという場合には若干の誤差が生じるかもしれないことはご承知ください。
それと例えば図案によってEdinburghの目数が36ctになっていたり35ctになっていたりする場合がありますが、これはもともと10cmあたり140目としてセンチ基準で作った布をインチに置き換えたとき、35.56目となるところを四捨五入して36ctとするか小数点以下を切り捨てて35ctとするかの違いです。(あくまでもドイツではセンチ単位で製造されているということです。 ですのでシビアに完成サイズを考える場合は1cm或いは10cmに何目かと考えた方がより正確な数字が出せるということです)
ちなみに「ct」とは「count」=カウント数のことです。この場合、1インチ(約2.54cm)の中に何個布目があるかという意味です。
「16ctの布」ということは1インチあたり16目ある布という意味です。
ですから、数字が小さいほど目が大きい、数字が大きいほど目が細かいということです。
ベイビーシナモンでは大体16ctアイーダか32ctリネンを基準に材料オプションを組んでいます。多くのデザイナーさんがこの辺りの布を見本に使うことが多いからです。
ビギナーさんで完成できるかしらと不安に感じられる場合は14ctアイーダ布を選ばれるといいかと思います。
それより目の大きい布は私どもではお取り扱いがありませんが、手芸店などでは入手できると思います。
 また、それぞれの品番の後に色番(例:3609-101=32ctベルファストリネンのアンティークホワイト)がつきますが、どの品番についても後ろの色番が同じの場合は同じ染料で染めているとお考えください。
例えば色番が101=アンティークホワイト となります。
しかしながら、綿と麻では染まり具合が異なります。だいたい綿の方がやや薄めになっていると思います。
また染めた時期によって湿度や温度が異なりますので同じ染料で染めても色が同じとは限りません。
「ロットによって異なる」はこのことを指します。 特にFlaxは麻本来の色合いを出しますが、これまでの経験からいくと32ctベルファスト(Belfast)のFlaxはわりとナチュラルに近い濃い色の場合が近年多い、それ以外のカウント数ではベージュよりか薄いグレー系のことが多いです。但し、本当にロットによって違いますので、気になる場合は是非お問い合わせください。現在のロットのお色味についてお返事させていただきます。
 次に織り目について説明します。
日本でいうインディアンクロス・ジャバクロスに相当するのがアイーダです↓

平織りはコングレスのようなたてよこ互い違いに織り糸が重なっている織り方の布です↓

クロスステッチででてくる「リネン」という言葉は「麻地」を意味します。ホテルのリネンとかのような表現に使う布一般を指すものではありません。
 そして、水通しするか否か問題ですが、それはステッチ中に汚す心配があるか、ステッチ後なにかに仕立てる予定かどうかなどで判断ください。
作成後は飾って楽しむという場合はわざわざ水通しして難しいアイロンがけして補正してまでしなくても大丈夫です。
また手染めの布などは色落ちの心配などありますし、水通しに向かないものもありますのでお気を付けください。
ちなみに水通しした場合の布の縮み具合をFacebookに掲載しております。 ご参考までに。
なお、水ですとさほど縮みはありませんが、染色など施すのに高温のお湯につけますと結構縮みます。
海外から手染めリネンをご購入された場合、たとえばクオーターカット(約68x45cm)だと思って注文したのに実際の布が65x42cmぐらいだったりします。
これは68x45cmにカットしてから染めているので仕上がりはそれよりかなり縮んでいるということです。
それから、綿はアイロンで比較的しわがとれやすいとされていますが、麻は織り糸の中が空洞になっていて曲げると折れてしまうためしわがはいるととれにくいとされています。
布をご購入いただいた場合は到着後袋から出してしわがつきにくいように保管いただけると幸いです。
 最後にショップで使用しているカット方法の表記ですが、これは全幅x1mの布を4分割、或いは2分割しているとイメージしてください。
布のカット方法
表記 カットサイズ
クオーターカット 半幅x50cm丈(全幅x1mの布を4分割した1枚)
ハーフカット 全幅x50cm(全幅x1mの布を上下に2分割した1枚)
ファットハーフカット 半幅x100cm(全幅x1mの布を左右に2分割した1枚)
メーターカット 全幅x100cmの布1枚

上記のカットを基本にしていますが、メーターカットに関しては例えば全幅x2mでご注文いただいた場合は1mでカットせずに2mを1枚にしてご用意しております。
また、1m以上で例えば全幅x1.2m必要という場合もご相談ください。ご用意させていただきます。

以上、前半は主にツバイガルトの布について、後半は布一般いずれの布にも当てはまるような内容です。
ツバイガルトの布は上質で、特にリネンは麻地にもかかわらず比較的柔らかい布地です。(アイーダは国産のジャバクロスのような柔らかい生地とは違います。かなりパリッとしたしっかりした布です。)
リネンで作品を上品に仕上げたいとお思いになったら是非お試しください。
そんなにたくさんは要らないけど、ちょっと試してみたいとお考えの場合はリネンのはぎれコーナーも覗いてみてくださいね。
時々更新していますので、ちっちゃな作品作りにご利用ください。
また気になったことがありましたら書き足していきます。

※作品の仕上がり寸法を計算するページも設けておりますので、ご活用ください


 

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